新春あいさつ
謹んで新春のお祝いを申し上げますとともに、皆様におかれましては、令和になりはじめての新春をご家族お揃いでお迎えのこととお慶び申し上げます。
また旧年中は、加東市商工会の事業運営につきまして、商工会員をはじめ、加東市民の皆様には、格別のご理解とご協力を賜り厚く御礼を申し上げます。
さて、今年の干支は子年です。ねずみ算の言葉のとおり子どもをたくさん産むことから、古くから繁栄の象徴とされています。
日本経済はもとより、地方の中小企業にとりましても令和二年が繁栄の一年になるようにと願ってやみません。
ところで、昭和35年に地域商工業の総合的な改善発達を図るため「商工会の組織等に関する法律」が施行されてから、今年は60周年の記念すべき年に当たります。
その間、社会情勢や経済環境の大きな変化により、開廃業率の悪化や経営者の高齢化が顕在化し、近年では自然災害等のリスクへの備えなど新たな課題も出てまいりました。
いまこそ商工会設立の原点に立ち返り、組織の目標である商工業者の持続的な発展と地域経済の振興を目指して積極的な事業展開を推進していかなければなりません。
加東市商工会は、引き続き地域唯一の総合経済団体として小規模事業者の経営支援サービスの充実と、加東市をはじめ関係団体等と連携した地域創生のための事業に取り組んでまいります。
今後とも、より一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様のご健康とご多幸をお祈りして新年の挨拶とさせていただきます。
加東市商工会 会長 藤井信孝